
はじめに
「投資信託ってよく聞くけど、結局なんなの?」 「株とどう違うの?どう選べばいいの?」
そんな疑問を持つ初心者の方へ。
投資信託(ファンド)は、少額から分散投資できて、初心者にぴったりな資産運用の入り口です。 この記事では、投資信託の仕組み・選び方・メリット・デメリットを、具体例つきでわかりやすく解説します!
1. 投資信託とは?一言でいうと「プロにおまかせで投資する仕組み」
投資信託は、投資家から集めたお金を1つの”ファンド”としてまとめて、**運用のプロ(ファンドマネージャー)**が株や債券に分散投資してくれる商品です。2023年末時点で国内には約6,000本以上の投資信託が存在しています。
✔ 自分で個別株を選ばなくてOK
✔ 少額(100円~)から始められる
✔ 自動で世界中に分散投資も可能
まさに、「おまかせ×コツコツ」ができる便利な投資商品です。
2. 投資信託のメリット3つ
✅ メリット①:少額&分散投資がカンタンにできる
- 100円からOK
- 1本で日本・米国・世界中に分散投資できるファンドも多数
- 地域・業種・テーマなど多様な分散が可能
👉 リスクを分散しながら長期でコツコツ資産形成できる!
✅ メリット②:運用はプロが代行してくれる
- 投資先を自分で調べなくてもOK
- 長期での安定運用を目指す商品も豊富
- 市場の動向に合わせたリバランスも自動で実施
👉 忙しい人・投資初心者にもぴったり!
✅ メリット③:積立投資に向いている
- 毎月自動で積立できて、投資の習慣化に◎
- 「ドルコスト平均法」で価格変動リスクを平準化できる
- 金額・頻度の変更も簡単にできる
👉 NISAやiDeCoとの相性も抜群!
3. 投資信託のデメリット・注意点
⚠ デメリット①:元本保証がない
→ あくまで「投資商品」なので、元本割れの可能性もあります。 → 特に短期間で見ると、市場の変動により価値が下がることも。
⚠ デメリット②:手数料がかかる
- 「購入時手数料」(0〜3.3%程度)
- 「信託報酬(年間コスト)」(年0.1%〜2.0%程度)
- 「信託財産留保額」(0〜0.5%程度、換金時)
→ 手数料はできるだけ低い商品を選ぶのがコツ!長期投資では大きな差になります。
⚠ デメリット③:主なリスク要因
- 価格変動リスク:市場の変動で基準価額が下がる可能性
- 為替変動リスク:海外資産に投資する場合、円高になると価値が下がる
- 信用リスク:投資先企業の業績悪化や債務不履行のリスク
→ 一部のアクティブファンドやテーマ型ファンドは内容が難解なことも
→ よく分からない商品には手を出さないのが鉄則!
4. 投資信託の選び方|初心者はこの3ステップ!
✅ ステップ1:運用タイプを選ぶ
タイプ | 特徴 | 初心者向け度 |
---|---|---|
インデックス型 | 日経平均やS&P500など市場平均に連動。低コストで長期運用に適している。 | ◎ |
アクティブ型 | 市場平均を上回る運用を目指す。手数料は高めだが、優れたファンドマネージャーなら高いリターンも。 | △(手数料高め) |
✅ ステップ2:投資対象を選ぶ
- 日本株、米国株、全世界株、債券、バランス型など
- 初心者には「全世界株式」「米国株式」などのインデックス型が人気
- 2023年の人気ファンドランキング(純資産額)
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- ニッセイ外国株式インデックスファンド
✅ ステップ3:コストをチェック
- 信託報酬が年0.2%以下なら合格ライン(インデックス型の場合)
- 購入時手数料は無料(ノーロード)の商品を選ぶのがおすすめ
- 手数料の低さは”長期運用”で大きな差になる!

5. 投資信託の税金について
- 投資信託の利益(分配金、売却益)には原則として20.315%の税金がかかります
- ただし、NISA口座やiDeCo口座で購入すれば非課税になります
- 確定申告が必要なケースもあるので注意(特定口座(源泉徴収あり)なら不要)
6. よくあるQ&A
Q:毎月いくらから始めればいいの?
→ 100円〜可能。まずは「無理のない金額」でスタートするのが継続のコツ。月3,000円〜5,000円から始める方が多いようです。
Q:どこで買えるの?
→ 楽天証券・SBI証券・マネックス証券などのネット証券、または銀行でも購入可。
※NISA・iDeCo口座で買うと非課税メリットあり。
Q:損したらどうしよう?
→ 長期・分散が前提。焦って売らず、コツコツ継続が吉!市場は短期的に変動しても、長期では上昇傾向にあります。
Q:インデックス型とアクティブ型、どちらを選ぶべき?
→ 初心者は低コストのインデックス型からスタートするのがおすすめ。長期的にはコスト差が大きく影響します。
7. 筆者のリアル活用例
ぼくは、NISAで毎月「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」に積立中。
理由は…
- 全世界(約50カ国、8,000銘柄以上)に自動分散
- 手数料が低い(年0.1133%)
- 長期で安心感がある
👉 「考えすぎず、続けられる」が最大のメリットと感じています。
まとめ|投資信託は”ほったらかし投資”の第一歩にぴったり
- 少額OK・分散投資・プロ運用で初心者でも始めやすい
- コスト・リスクもあるけど、選び方次第で安心感アップ
- NISAやiDeCoと併用して”税金メリット”も活用しよう!
- 長期的視点で焦らず続けることが成功の鍵
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