はじめに
マイホームは、ただ住むだけの場所ではなく、”人生の資産”にもなります。でも「家づくり=プロに全部おまかせ」と思っていませんか?
そ実は、初心者でも”ちょっとしたDIY”を取り入れることで、暮らしを豊かにしつつ、コストを抑えて家の価値UPにもつながるんです!
この記事では、建築士としての経験と資産形成視点を活かして、初心者でもできるDIY家づくりアイデアを紹介します。あなたも今日から家づくりに参加してみませんか?
初心者向けDIYで挑戦しやすい場所
- 壁・床・棚:DIY初心者が手を出しやすい3大エリア
- 工具なしでもOKなアイデアもたくさんあります!
- 実は「内装」はDIYでも問題ない場合が多い
多くの方が「DIYは難しそう」と感じますが、実は内装の多くの部分は専門知識がなくても挑戦できます。特に壁面の装飾や簡単な棚の取り付けは、初めての方でも成功しやすいプロジェクトです。
家の価値を上げるDIYのポイント
- 「見た目」だけでなく「機能性」も重視しましょう
- 家の価値UPに効くポイント:
- 収納力の向上:クローゼット内の棚追加や玄関収納の工夫
- 動線の改善:生活しやすい家具配置や扉の開閉方向の変更
- 空間の統一感:床材や壁紙の色調を揃える
- 将来の売却も見据えたDIYの考え方
DIYを行う際は、美しさだけでなく実用性も考慮することが大切です。特に収納スペースの増設は、日常生活の快適さと将来の評価の両方に貢献します。不動産査定では「収納力」が高く評価される傾向にあるため、クローゼットや玄関周りの収納DIYは特におすすめです。
また、中性的なデザインを選ぶことで、幅広い好みに対応できる住まいになります。[【保存版】建築士が教えるリノベーションのコスパ比較]では、より詳しい投資対効果について解説しています。
✅ DIYだけじゃない!“普段のメンテナンス習慣”で家の寿命と資産価値を守りましょう
建築士が教える家のメンテナンス術|コスパよく家を長持ちさせる5つの習慣
初心者向けおすすめDIYアイデア5選
- 有孔ボード収納:壁を”魅せる収納”に
- キッチンツールや文房具の整理に最適
- 取り付けも簡単で、賃貸でも取り外し可能なタイプがあります
- 費用目安:90×60cm有孔ボード1枚 約1,500円、フック類 500〜2,000円
- 購入場所:ホームセンターやAmazon、楽天市場などのオンラインショップ
- クッションフロア貼り:床はDIYで劇的に変わる
- 専用の接着剤で既存の床に重ね貼りできる
- 水回りでも使えて、掃除もラクに!
- 費用目安:6畳用で材料費約1万円
- 購入場所:ホームセンター、ニトリ、IKEA
- 2×4材で作る可動棚:賃貸でもOK
- ホームセンターでカットしてもらえるので工具不要
- 組み立て式なので引っ越し時も持ち運び可能
- 費用目安:高さ180cm幅90cmの棚で約5,000〜8,000円
- 購入場所:コーナン、カインズ、コメリなどのホームセンター
- アクセントウォール塗装:初心者でも塗りやすい
- 一面だけ塗ることで失敗リスクを減らせます
- おすすめのカラー:グレー、ベージュ、ネイビー(人気のニュートラルカラー)
- 費用目安:一面分の塗料とツール一式で3,000〜5,000円
- 購入場所:ホームセンターや専門ペイントショップ(ROOMBLOOM等)
- 照明DIYで空間演出:リビングや寝室におすすめの簡単間接照明
- LEDテープライトで棚下を照らすだけで高級感アップ
- スイッチ一つで雰囲気が変わる魔法のような体験に!
- 費用目安:5mのLEDテープ 1,500〜3,000円
- 購入場所:100均、家電量販店、Amazon
DIYで注意すべきポイント
- 構造に関わる部分には手を出さない(柱や梁、耐力壁など)
- 火災保険・住宅ローン・査定に影響するケースも(特に壁の開口など)
- 安心・安全・家の価値を守るためのアドバイス
- 電気工事は資格が必要な場合があります
- 水回りの大規模工事はプロに依頼しましょう
- 過度に個性的な改修は家の価値を下げることも
[【初心者向け】住宅ローンを組む前に知っておくべき5つのこと]では、DIYと住宅ローンの関係についても詳しく解説しています。
DIY家づくりと資産形成の良い関係
- DIYで初期費用を抑える=投資や貯蓄に回せるお金が増える
- 「売れる家」や「貸せる家」に近づける=将来の選択肢が広がる
- 建築士として思う「家を人生の味方にするDIY活用術」
家づくりとお金の関係は切っても切れません。DIYで初期コストを抑えることは、その分を投資や貯蓄に回せることを意味します。実際に、[【実例あり】DIYで100万円節約したマイホーム物語]では、具体的な節約事例を紹介しています。
査定で評価されるDIYポイント
- 収納の充実度:特にウォークインクローゼットや玄関収納は高評価
- メンテナンス性:掃除のしやすさ、部分交換のしやすさ
- 省エネ対策:断熱性能向上や節水設備の導入
- ユニバーサルデザイン:将来の住みやすさを考慮した間取りや設備
✅ 資産価値を守るなら、防災の視点も忘れずに。基本ポイントはこちら
建築士が伝える|災害に強い家づくりの基本とは?防災×資産形成で後悔しない住宅選びを
Q&A:よくある質問に答えます
Q. 不器用でも大丈夫?
A. 組み立て済みのキットや動画解説が豊富な今、ハードルは昔よりかなり下がっています!まずは小さな棚から始めてみましょう。失敗しても、それも経験です。
Q. 家の価値ってどうやって高められる?
A. 査定時に”印象・収納力・手入れのしやすさ”は加点要素になります。DIYで丁寧に手入れされている家は専門家にも好印象です。特に玄関周りや水回りの清潔感は重要視されます。
Q. おすすめのDIY情報サイトは?
A. DIY RECIPEやRoomClipなどのサイトでは、初心者向けの詳しい解説や実例が多数紹介されています。また、YouTubeでも「DIY初心者」で検索すると役立つ動画がたくさん見つかります。
実体験:身近な人が実際にDIYした場所と感じたこと
- 築20年の実家をプチリノベした話
- 古くなった壁紙を自分たちで張り替え
- キッチンカウンターをDIYで作り直し
- 壁紙DIYで10万円以上節約+見た目も格段にUP
- プロに頼むと1部屋あたり約15万円
- 自分でやると材料費約4万円で済みました
- 奥さんと一緒にDIYして「家への愛着」が湧いた話
- 休日のDIYが夫婦の共同作業に
- 完成した時の達成感は何物にも代えがたい!
みなさんのDIY体験も教えてください!
あなたのDIY体験や挑戦してみたいDIYがあれば、ぜひコメント欄やSNSでシェアしてください。ハッシュタグ「#初心者DIY」を付けて投稿いただくと、次回の記事で優秀事例として紹介させていただくかもしれません!
まとめ
DIY家づくりは、暮らしを楽しくするだけでなく、将来の選択肢を広げる投資にもなります。
「自分で手を加えた家」には、思い出も価値も詰まっていきます。まずはできるところから、小さく始めてみませんか?
あなたの家がもっと居心地よく、そして将来の資産としても価値のある場所になることを願っています!
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✅ DIYに力を入れる前に、家全体のコスト設計も押さえておきましょう
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